名誉市民 齋藤湖舟先生のご逝去について
更新日:2026年8月28日
名誉市民 齋藤湖舟先生のご逝去について(村山市長コメント)
村山市名誉市民 齋藤湖舟先生の訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
先生は、本市が誇る書道家として、長年にわたり書道界の発展と文化芸術の振興に尽力され、日本の書道文化において確固たる地位を築かれました。このことは、私たち村山市民にとりまして、たいへんな誇りであります。
先生は、村山市で生を受け、地元の楯岡高校在学中に書の道へと歩みを進められました。村山市職員として奉職される傍ら、熱心に作品制作に取り組み、退職後の1996年(平成8年)には、師である岩崎潮風先生が創設された「創琢書道会」の会長に就任されました。以来、今日に至るまで、全国各地の500人を超える会員の練成会を主宰されるなど、後進の指導・育成に情熱を注いでこられました。また、毎日書道展の審査会員や山形県書道連盟副会長といった要職を歴任され、書道の普及と地位向上に生涯を捧げられた方であったといっても過言ではありません。先生が蒔かれた「書を愛する心」の種は、世代を超えて豊かに息づき、多くの教え子たちの感性を育む大きな役割を果たしてきました。
ふりかえりますと、2024年(令和6年)11月、市制施行70周年の記念すべき節目において、本市の名誉市民の称号を贈らせていただいたことが、昨日のことのように思い出されます。その際の、郷土への深い愛着と書道への尽きない情熱がにじむ温和な笑顔は、私たちの心に深く刻まれております。
令和8年8月6日、先生が忽然として旅立たれたことは、本市にとりましても、日本の書道界にとりましても、大きな喪失であり、痛惜の念に堪えません。
齋藤先生、本当にありがとうございました。村山市民を代表し、深く感謝申し上げます。
齋藤湖舟先生が墨跡に込め続けた熱き情熱、数々のご貢献、そして多大なるご功績に対し、深く敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
村山市長 志布 隆夫
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