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ブックレット村山市の地理と歴史 第13号発売中
更新日:2024年5月27日
第13号は村山市の古道と地図
村山市史の内容を、写真やイラストなどを使い分かりやすく編集したブックレットシリーズ「村山市の地理と歴史」の第13号『村山市の古道と地図』を発売しました。
動物はその文字が示すように、動きまわる存在です。動物である人間も、その誕生以来生きるために常に動き回ってきました。狩りのため、農作業のため、荷物を運ぶため、商売や誰かを訪ねるため、あるいは遊びや散歩など、歩く理由は様々です。そしてみんなが同じ所を歩けば踏み固められて細道ができます。やがて村や町ができると村人の共同作業で意識的に道を造るようになり、国ができれば国内支配のため、軍事のため、物資流通のために計画的に立派な道路網を張りめぐらすようになりました。わが国の全国レベルの交通網は、奈良、京の都を中心とした『五ごきしちどう畿七道』にはじまり、鎌倉を中心とした『鎌倉街道』や江戸を中心とした『五街道』の整備、明治期の鉄道網、昭和以降は高速道路・鉄道の新幹線網・空路・海路と発展してきました。
日常の生活範囲を離れ遠い土地、初めての土地を訪ねるには道案内の地図が必要になります。また、国と国の境界を確定するため、国内を支配するため、村や荘しょうえん園の範囲を証明するにも地図が必要でした。地図も遠い古代から作られてきました。地図の中に画かれるのは国の形や重要地点の位置関係とそれらを結ぶ道ですし、人は地図を頼りにその道をたどって旅するのですから、地図と道は切り離す
ことができません。
本号では、昔の人々がどのような道と地図をつくってきたか、村山市のある山形盆地を中心に古道と古地図を展望してみました。残された史料が乏しいため不明なことも多いのですが、現状を紹介してみたいと思います。
執筆者は、楯岡馬場の菊池立さんです。
ぜひ、お買い求めください。
販売価格 税込550円
販売先 市立図書館 最上徳内記念館
販売中
問い合わせ
生涯学習課
電話:0237-55-2111 ファックス:0237-55-2155