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土砂災害ハザードマップ
更新日:2018年1月5日
市では、山形県知事から土砂災害警戒区域(注釈1)及び土砂災害特別警戒区域(注釈2)に指定された地区を対象に土砂災害ハザードマップを作成しています。
このハザードマップは、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(平成12年法律第57号)」に基づき、大雨等により土砂災害発生の危険が高まった場合あるいは災害が発生した場合に、市民のみなさんの自主的な避難や危険回避行動を支援し被害を最小限とするために作成したものです。
ハザードマップには、土砂災害の発生のおそれのある箇所や区域を地図で明らかにするとともに、土砂災害の知識や避難経路などの情報を記載しています。
日頃から、危険箇所や避難経路を確認するなどして、いざとなったら「早めの避難」を心がけ、この「ハザードマップ」を活用していただくようお願いします。
(注釈1)土砂災害警戒区域とは、土砂災害が発生した場合、住民の生命または身体に危害が生じるおそれのある区域
(注釈2)土砂災害特別警戒区域とは、土砂災害が発生した場合、建築物に損壊が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生じるおそれのある区域
各地区のハザードマップ
楯岡地区
西郷地区
大倉地区
冨本地区
戸沢地区
袖崎地区
大高根地区
要援護者施設
※雨の降り方、融雪の状況等によっては、被害の範囲が変化する場合もありますのでご注意下さい。
土砂災害の種類と特徴
がけ崩れ
地中にしみこんだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることを言います。崩れた土砂は、斜面の高さの2倍から3倍も離れた所まで届くことがあります。「がけ崩れ」が、「地すべり」と違うところは、前ぶれがなく突然起きること、スピードが速いことなどです。家の近くで起きると逃げおくれる人が多く、大切な人命が失われたり、家が壊されたりします。危ないと感じたら、できるだけ早く避難する心がまえが大切です。
村山市には、勾配30度以上、高さ5メートル以上のがけ(急傾斜地)に面し、人家に被害の恐れのある危険箇所(急傾斜地危険箇所)が39か所あります。
◎こんな時は注意が必要です
- がけに割れ目が見える。
- がけから水が湧き出ている。
- がけから小石がぱらぱらと落ちてくる。
土石流
山腹、川底の石や土砂が、長雨や集中豪雨などによって、一気に下流へ押し流されるものをと言います。「土石流」の先頭部分は、大きな石や岩、立木などが集まって小山のように盛り上がっています。その速さは時速20キロメートルから70キロメートルと自動車なみのスピードです。なかにはゾウの数倍もある大きな岩が混じったものもあり、すさまじい勢いで、あっという間に家や田畑をつぶし、押し流してしまいます。
村山市には、土石流の発生の危険性があり人家に被害をおよぼす恐れのある区域(土石流危険区域)が37か所あります。
◎こんな時は注意が必要です
- 山鳴りがする。
- 急に川の流れが濁り、流木が混ざっている。
- 雨が降り続いているのに、川の水位が下がる。(上流で崩壊が起こり、流れがせき止められている可能性がある。)
地すべりとは
斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によって、ゆっくりと斜面下方に移動する現象を言います。地面は固さや性質のちがう土や石がいくつもの層になって積み重なってできています。地下水が粘土のような、すべりやすい層にしみこんで、そこから上の地面がそっくりすべり出すのが「地すべり」です。「地すべり」の動きは、ふだんは一日に数ミリメートルとゆっくりですが、とつぜんスピードが増すことがあります。広い範囲で地面がすべり、おし出された土砂や地面の移動によって、家や道路が壊されたりします。地すべりは、雨のほか融雪や地震によって引き起こされる場合もあります。
村山市には、今後地すべりの発生を誘発する土地(地すべり危険箇所)が19か所あります。
◎こんな時は注意が必要です
- 沢や井戸の水が濁る。
- 地面にひび割れができる。
- 斜面から水がふき出す。
いざという時の心構え
避難は落ち着いて安全に
恐ろしい土砂災害を防止するために、現在様々な対策がおこなわれていますが、それだけでは十分に災害を防ぐことはできません。被害を最小限に抑えるためには、ひとり一人が気象情報等に注意して早めに避難することが大切です。災害時の避難は、普段通っている道でも、足元が見えないことが多いので、慎重に歩きましょう。また頭上からの落下物や飛来物にも十分注意しましょう。いざという時あわてないためにも、どこへどの道を通って避難するのかを普段から家族や隣近所で話し合っておきましょう。
- 雨に注意していますか?
土砂災害の多くは雨が原因で起こります。気象情報に気をつけ、傘をさしても濡れるくらいのどしゃ降り(1時間雨量20ミリ)や長雨(降り始めから100ミリ)で危険だと思ったら早めに避難しましょう。
- 避難場所は決まっていますか?
普段から家族全員で避難場所・避難する道順を決めておきましょう。災害が起きた時、家族全員が一緒にいるとは限りません。そんなときも、あらかじめ避難場所をみんなで決めておけば安心です。
- 逃げ方を知っていますか?
土石流はスピードが速いため、流れを背にして逃げたのでは追いつかれてしまいます。土砂の流れる方向に対して直角に逃げましょう。
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問い合わせ
建設課
電話:0237-55-2111 ファックス:0237-55-6472

