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最上川美術館

更新日:2025年10月16日

美術館からのお知らせ

休館日のお知らせ

10月の休館日は 1日(水曜日)、2日(木曜日)、8日(水曜日)、15日(水曜日)、16日(木曜日)、22日(水曜日)、29日(水曜日)です。 
11月の休館日は 5日(水曜日)、12日(水曜日)、19日(水曜日)、20日(木曜日)、26日(水曜日)です。

開催中の展示

【常設展示室】 真下慶治 画家の眼差し 最上川3 「雪の江村」

 会期:令和7年10月17日(金曜日)から令和8年1月13日(火曜日)
 
 今年度は「真下慶治 画家の眼差し」をテーマに、新たに収蔵品に加えられた3作品を中心に、冬の最上川を生涯かけて描き続けた画家の眼差しに迫ります。

 真下慶治は1914年(大正3年)、山形県最上郡戸沢村津谷に生まれた洋画家です。ある雪の日、鮭川との合流点(戸沢村岩花付近)の清冽で雄大な冬の最上川風景と出会い魅せられ、生涯をかけて母なる最上川を描き続けました。
 今回は新たに収蔵された《雪の江村》(1984年制作)を含め最上郡戸沢村を取材した作品を中心に15点を展示いたします。
 

【企画展示室】 最上川未来アート展1 「雲のなかのにおい 神作茉弥・中泉椛・赤井涼紗」

 会期:令和7年10月17日(金曜日)から令和7年11月18日(火曜日)
  
 「最上川未来アート展」は令和4年よりスタートした、山形県内で美術を学んだ若手作家を紹介する展覧会です。
 今年度第1回は東北芸術工科大学大学院で学ぶ3名(神作茉弥、中泉椛、赤井涼紗)をご紹介します。
 

 

  • 作家紹介

 

神作茉弥(かんさくまや)

 
 全ての生き物、植物には同じように熱があり、大地や水からたくさんのエネルギーをもらい、瞬間瞬間を生きています。
 この思いをモチーフに和紙と岩絵具を用いて制作しています。

 1998年 東京都生まれ
 2013年 公募・第29回植物画コンクール 佳作受賞/国立科学博物館(東京)
 2022年 アーティスト・イン・レジデンス HOTサンダルプロジェクトに参加/(香川)
      展示会・未来の収穫祭2022/丸亀市生涯学習センター
 2023年 グループ展示「てん-てん-展」/日本画優秀賞受賞・矢吹病院賞受賞(山形)
      グループ展示「耀画廊選抜展」/耀画廊(東京)
      グループ展示「めぐりいただくこの場所で」/畑のごちそうNatural Cafe(山形)
 2024年 公募・第1回あさごビエンナーレ2024 あさご芸術の森美術館(兵庫)
      二人展「出会う喜び・描く喜び」/チャイニーズレストランCAREN(山形)
 2025年 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展/東京都美術館他(山形・東京)山形市収蔵
 現在   東北芸術工科大学大学院修士課程 芸術文化専攻 絵画研究領域在籍

 

中泉椛(なかいずみもみじ)

 
 自然の神秘性や生命の循環を主題に、細密描写を基調とした絵画を制作しています。
 幻想性と現実の感覚の境界を探りながら、独自の絵画表現を追求しています。

 2002年 栃木県生まれ
 2021年 第76回 山形県総合美術展 県展賞受賞
 2022年 鮭川村きのこジオラマプロジェクト
 2025年 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展/東京都美術館他(山形・東京) 優秀賞受賞
 現在   東北芸術工科大学大学院修士課程 芸術文化専攻 絵画研究領域在籍

 

赤井涼紗(あかいすず)

 
 記憶障害をテーマに、家具と自然物を組みあわせた、インスタレーション作品を制作しています。
 嫌な思い出、失われた記憶、それはもしかしたら宝物かもしれません。

 2003年 北海道生まれ
 2022年 鮭川村きのこジオラマプロジェクト
 2023年 グループ展「刻む足跡」
 2024年 グループ展「volume」
 2025年 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展/東京都美術館他(山形・東京)ターナー賞
 現在   東北芸術工科大学大学院修士課程 彫刻研究領域在籍
 

イベント情報

被爆ピアノ平和コンサート

「被爆ピアノ平和コンサート」は広島市でピアノ調律師をされている矢川光則さんが、原爆により被害を受けたピアノを修理し多くの方に聞いてもらうことで平和を考えるきっかけづくりをしたいとの思いから、全国で開催しているコンサートです。

 

・演奏者:南壽(なす)あさ子さん(シンガーソングライター)
・日時:令和7年10月27日(月曜日) 午後5時30分から午後6時30分まで
・会場:最上川美術館 学習室
・参加費:入館料のみ(高校生以下は無料)
・申込:下の申込フォームまたはお電話

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。お申込みはこちら

美術館で朝ピアノ

日曜の朝、最上川美術館のグランドピアノを弾いてみませんか。
ピアノの練習などお気軽にご利用ください。

・日時:9月・10月・11月の毎週日曜日
    午前8時30分から午前9時まで(ご入館は8時20分から可能です)
・定員:1回1組
    ※中学生以下の方は保護者がご同伴ください
・会場:最上川美術館 学習室
・参加費:入館料のみ(高校生以下は無料)
・申込:下の申込フォームまたはお電話

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。お申込みはこちら

次回展示情報

【常設展示室】 真下慶治 画家の眼差し 最上川4 「大淀の眺め」

  • 会期:令和8年1月16日(金曜日)から令和8年4月7日(火曜日)

 

【企画展示室】 最上川未来アート展2「-記憶の縁側-  小山晶子 熊谷美咲 仙内智美 三人展」

  • 会期:令和7年11月21日(金曜日)から令和7年12月23日(火曜日)

   
 「最上川未来アート展」は令和4年よりスタートした、山形県内で美術を学んだ若手作家を紹介する展覧会です。
 今年度第2回は山形大学卒業生の3名(小山晶子、熊谷美咲、仙内智美)をご紹介します。
 ギャラリートークを予定しております。
  

  • 作家紹介

 
小山晶子(おやましょうこ)
 宮城県出身
 山形大学地域教育文化学部卒業
 2013年「版画の断層_1」
 2014年「第39回大学版画展」「版画の断層_2」
 2016年「第15回セミナリヨ現代版画展」入選
 2024年「山形大学 造形芸術コース卒業生7期生7人展」
 
熊谷美咲(くまがいみさき)
 宮城県出身
 山形大学地域教育文化学部卒業
 2013年「版画の断層1」
 2014年「版画の断層2」
 2024年「山形大学 造形芸術コース卒業生7期生7人展」
 
仙内智美(せんないともみ)
 岩手県出身
 山形大学 大学院 地域教育文化研究科 修了
 2016年「Azabujuban Gallery 新春公募展」入選
 2024年 「山形大学 造形芸術コース卒業生7期生7人展」
 

【企画展示室】 ひとりでできない 横山大介 写真展

  • 会期:令和7年12月26日(金曜日)から令和8年2月17日(火曜日)

 
 ギャラリートークを予定しております

【企画展示室】 美術館のお雛様展

  • 会期:令和8年2月20日(金曜日)から令和8年4月7日(火曜日)

 
 ワークショップを予定しております

施設利用のご案内

  • 村山市内小・中学校の授業等で美術館をご利用になる場合は、こちらを事前にご提出ください。

 

  • 過去の展示歴はこちらからご覧ください。

 

  • 収蔵作品一覧はこちらからご覧ください。

新型コロナウイルスの感染防止対策について

施設概要

最上川を眼下に望む高台に位置し、なだらかな丘陵と杉林を背景に、周りの景観に溶け込む小さな美術館です。館内では生涯に渡って最上川を描き続けた洋画家・真下慶治の作品をはじめ、様々な作家の作品を展示しています。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「やまがた景観物語」(外部サイト)のおすすめビューポイントにも選ばれており、田園風景に囲まれた最上川の絶景を見下ろすことができるラウンジは、作品観賞の余韻に浸るのに格好の空間となります。

村山市市制50周年記念事業で「真下慶治記念美術館」として平成16年11月に開館し、大淀をはじめとする最上川の景勝と、それらを描いた真下慶治作品の魅力を紹介する施設として多くの方々に親しまれてきました。

その後、最上川や山形県にゆかりのある作品をより幅広く展示することを目的に、平成28年1月1日より現行の「最上川美術館」に改称し、現在に至ります。

利用案内

開館時間 

午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日

毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替え(主に木曜日)、年末年始休業

入館料

大人300円、高校生以下無料(8名以上の団体は大人250円)
※障がい者手帳をお持ちの方は、受付でご提示いただくことで、入館料が半額になります。
 その他、割引等につきましては最上川美術館までお問合せください。

お支払方法

現金のみ

アクセス

バス(仙台方面から)

JR仙台駅からJR村山駅まで山形交通48ライナーで約1時間30分
JR村山駅からタクシーで約10分

JR(東京方面から)

JR東京駅から山形新幹線で約3時間
JR村山駅からタクシーで約10分

自動車

  • 仙台方面から約1時間30分

仙台市→国道48号→山形県東根市→国道13号→県道303号→美術館

  • 福島方面から約2時間

福島市→東北自動車道→福島JCT→東北中央自動車道→村山IC→県道25号→県道303号→美術館

  • 秋田方面から約3時間

秋田市→秋田自動車道→横手IC→湯沢横手道路→雄勝こまちIC→国道13号→新庄IC→東北中央自動車道→村山本飯田IC→県道36号→国道347号→県道303号→美術館

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。大きな地図で見る(google map)

美術館に関わる人々

洋画家 真下慶治

私は描き続けよう......
母なる最上川を

生まれ育った山形県の風土を愛し、母なる川・最上川の景観を描き続けた洋画家・真下慶治。
村山市大淀にアトリエを構え、この地を拠点に三難所の碁点、三ヶ瀬、隼などを精力的に描いてきた真下慶治は、四季折々の最上川の表情をとらえた雄大な作品を数多く残しました。

「岸の柳が芽吹き、やがて梅、桃、桜が次々と花咲き、春を謳歌する。私も何からか開放された思いで、残雪の葉山のもとに咲く対岸の桜桃を好んで描くのである...」

平成5年(1993年)、真下慶治は79年の生涯を閉じましたが、最上川の描写を通して一貫して追求してきた郷土愛と普遍の美は、珠玉の作品の中に今も息づいています。

設計者 高宮眞介

1939年山形県村山市楯岡生まれ。山形東高校を経て、日本大学理工学部建築学科を1962年に卒業。株式会社大林組設計部、クローン・ラスムッセン設計事務所(デンマーク)等に勤務した後、株式会社計画・設計工房を設立し、代表取締役に就任。1996年から2007年にかけ日本大学理工学部建築学科教授。
主な作品に資生堂アートハウス(日本建築学会賞)、金沢市立図書館(石川県建築賞)、福島県北塩原村役場・コミュニティセンター(福島県建築文化賞)、土門拳記念館(東北建築賞)、山形県酒田市国体記念体育館(建築業協会賞)、東京都葛西臨海水族園(公共建築賞)等。

真下慶治記念館アートクラブ会員募集

真下慶治記念館アートクラブ(友の会)会員を募集しています。

アートクラブに入会して、四季折々の美しい最上川の風景を眺めながら芸術的な時間をゆったりとご一緒に過ごしてみませんか。

特典

展示やイベントのご案内をお届けします。
最上川美術館の入館料が100円割引になります。
コーヒー、ジュースを無料でご提供いたします。
※詳しくは最上川美術館までお問い合わせください。

会費

一般会員 2,000円
家族会員 3,000円
賛助会員 10,000円

最上川美術館・真下慶治記念館への問い合わせ

最上川美術館・真下慶治記念館
〒995-0054 山形県村山市大字大淀1084番地1
電話:0237(52)3195 ファックス:0237(55)2152
メールアドレス:mogamigawa@city.murayama.lg.jp

外部リンク

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。最上川美術館公式Youtubeチャンネル

美術館で常設展示している真下慶治作品についての解説動画です。
制作背景や当時のエピソードなど、皆様の作品鑑賞が更に充実する内容となっています。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。最上川美術館X(旧Twitter)

美術館での展示やイベントの最新情報をご覧いただけます。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。真下慶治について

真下慶治が制作を行った場所の紹介や生前の写真、真下慶治記念室(松山文化伝承館・酒田市)について紹介しています。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。やまがた景観物語

車でアクセスできる山形ならではの美しい景観、ビューポイントを紹介するサイトです。
村山市大高根地域のじゅんさい沼も紹介されています。

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問い合わせ

生涯学習課
電話:0237-55-2111 ファックス:0237-55-2155

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