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最上川美術館
更新日:2025年12月14日
美術館からのお知らせ
休館日のお知らせ
12月の休館日は 3日(水曜日)、10日(水曜日)、17日(水曜日)、24日(水曜日)、25日(木曜日)です。
- 年末年始休館のお知らせ
12月29日(月曜日)から1月3日(土曜日)まで休館いたします。
1月の休館日は 7日(水曜日)、14日(水曜日)、15日(木曜日)、21日(水曜日)、28日(水曜日)です。
開催中の展示
【常設展示室】 真下慶治 画家の眼差し 最上川3 「雪の江村」

真下慶治 《雪の江村》 戸沢村
会期:令和7年10月17日(金曜日)から令和8年1月13日(火曜日)
今年度は「真下慶治 画家の眼差し」をテーマに、新たに収蔵品に加えられた3作品を中心に、冬の最上川を生涯かけて描き続けた画家の眼差しに迫ります。
真下慶治は1914年(大正3年)、山形県最上郡戸沢村津谷に生まれた洋画家です。ある雪の日、鮭川との合流点(戸沢村岩花付近)の清冽で雄大な冬の最上川風景と出会い魅せられ、生涯をかけて母なる最上川を描き続けました。
今回は新たに収蔵された《雪の江村》(1984年制作)を含め最上郡戸沢村を取材した作品を中心に15点を展示いたします。
【企画展示室】 最上川未来アート展2「-記憶の縁側- 小山晶子 熊谷美咲 仙内智美 三人展」

会期:令和7年11月21日(金曜日)から令和7年12月23日(火曜日)
「最上川未来アート展」は令和4年よりスタートした、山形県内で美術を学んだ若手作家を紹介する展覧会です。
今年度第2回は山形大学卒業生の3名(小山晶子、熊谷美咲、仙内智美)をご紹介します。
- ごあいさつ
私たちは、山形大学地域教育文化学部造形芸術コース(現 文化創生コース)の卒業生です。在学時は三人とも絵画研究室に所属し、同じアトリエで制作活動に取り組んでいました。卒業後、それぞれの生活や心境の変化に寄り添いながら、在学時から少しずつ形を変えてきた作風の移ろいを楽しみつつ、制作に励んでいます。
「記憶の縁側」。─子供の頃の心象、夢で見た忘れられない風景、ふとした瞬間のあの人の表情─ 本展覧会は、三人の作品の共通点である「記憶の端に残る情景」を描いた展覧会です。日々の中で、ふとよみがえる懐かしさや、言葉にならない感覚。その曖昧で温かな「記憶の縁側」に腰を下ろすように、ゆったりと作品に向き合っていただければ幸いです。
- 作家紹介
・小山晶子(おやましょうこ)
宮城県出身
山形大学地域教育文化学部卒業
2013年「版画の断層_1」
2014年「第39回大学版画展」「版画の断層_2」
2016年「第15回セミナリヨ現代版画展」入選
2024年「山形大学 造形芸術コース卒業生7期生7人展」
・熊谷美咲(くまがいみさき)
宮城県出身
山形大学地域教育文化学部卒業
2013年「版画の断層1」
2014年「版画の断層2」
2024年「山形大学 造形芸術コース卒業生7期生7人展」
・仙内智美(せんないともみ)
岩手県出身
山形大学 大学院 地域教育文化研究科 修了
2016年「Azabujuban Gallery 新春公募展」入選
2024年 「山形大学 造形芸術コース卒業生7期生7人展」

小山晶子 ≪西日≫ 銅版画、エッチング、アクアチント

熊谷美咲 ≪夢日記 2024.3.4≫ デジタルペインティング

仙内智美 ≪TとS -不承-≫ 油彩、パステル、ベニヤ板
次回展示情報
令和7年度 年間スケジュール(おもて)はこちら(PDF:932KB)
令和7年度 年間スケジュール(うら)はこちら(PDF:1,296KB)
【常設展示室】 真下慶治 画家の眼差し 最上川4 「大淀の眺め」

真下慶治 《大淀の眺め》
会期:令和8年1月16日(金曜日)から令和8年4月7日(火曜日)
真下慶治は1914年(大正3年)、山形県最上郡戸沢村津谷に生まれた洋画家です。ある雪の日、鮭川との合流点(戸沢村岩花付近)の清冽で雄大な冬の最上川風景と出会い魅せられ、生涯をかけて母なる最上川を描き続けました。
今回は《大淀の眺め》(1973年制作・山形県村山市大淀)を中心に15点を展示いたします。この作品が描かれる2年前、真下は村山市大淀にアトリエを建て、ここを拠点に最上川を描くことになる記念碑的作品です。
【企画展示室】 横山大介 写真展 ひとりでできない

会期:令和7年12月26日(金曜日)から令和8年2月17日(火曜日)
このたび最上川美術館では、横山大介の個展「ひとりでできない」を開催いたします。
横山は、自身の吃音によって、意志とは関係なく寸断されてしまうことの多い会話でのコミュニケーションに違和感を覚え、写真機を介した撮影行為そのものを、会話に代わる重要なコミュニケーションと位置づけ、他者を撮影した写真作品を発表してきました。
また近年は、自身の身体から切り離した「吃音」を、打楽器の演奏へと変換し、さらに他者から手ほどきを受け、再び自らの身体に取り込みアウトプットするパフォーマンスの映像作品〈言葉に触れる身体のためのエチュード〉シリーズを発表しています。
今回展示するシリーズ〈ひとりでできない〉は、なにかしらの縁ができた土地に通い、その土地で出会った人々を撮影し、展示する作品です。これまで香川県豊島、北海道東川町、奈良県天理市で撮影と発表を行ってきました。本展では、現住地の大阪から山形へと通い、村山市を中心に出会った人々を撮影した新作で構成されています。
展覧会タイトルの「ひとりでできない」は、「会話することも他者の写真を撮ることもひとりでできない」と横山が語るように、写真を撮る行為は他者との関係の中でしか成立しないことを示すと同時に、私たち自身が他者との関係や場所とのかかわりによって形づくられていることをそっと指し示しています。
- アーティストトークを開催します
・日時:令和8年2月14日(土曜日) 午後2時から
・出演者:横山大介(本展作家) ゲスト:小金沢智(キュレーター/東北芸術工科大学准教授)
・会場:最上川美術館 館内
・参加費:入館料のみ(高校生以下は無料)
・申込:不要
- 作家プロフィール
横山大介 Daisuke YOKOYAMA
1982年兵庫県生まれ。大阪市在住。2005年同志社大学文学部文化史学科文化史学専攻 卒業。同年、写真表現大学を受講。自身の吃音をきっかけに、他者との関係性やコミュニケーションのあり方をポートレート写真の手法を用いて考察している。また最近は、「声」を発する身体に注目し、写真や映像を使い作品を発表している。
・主な個展
2024 「あわいを往きかう」 空蓮房/東京
2023 「言葉に触れる身体のためのエチュード」 VISUAL ARTS GALLERY/大阪
2022 「I hear you」 kanzan gallery/東京
・主なグループ展
2025 「茨木映像芸術祭」 茨木市福祉文化会館/大阪
2023 「遠くに浮かんでいる」 VOU/棒/京都
2023 「心の距離-Distance of mind-」 空蓮房/東京
・受賞
2025 茨木映像芸術祭グランプリ
・出版
2023 「I hear you」 self-publishing
【企画展示室】 美術館のお雛様展

会期:令和8年2月20日(金曜日)から令和8年4月7日(火曜日)
こどもの健やかな成長を願う桃の節句。今年も美術館ではお雛様を展示いたします。
江戸の人形師、二代 原舟月(はらしゅうげつ)作と伝わる古今雛を中心に、江戸後期から昭和の雛人形と雛道具を展示いたします。
また庄内地方に伝わる傘福もあわせて展示いたします。
- 二館共通入館券を販売します(最上徳内記念館と最上川美術館)
・販売及び有効期間:令和8年2月20日(金曜日)から令和8年4月7日(火曜日)
・販売価格:500円
- ワークショップ「飛び出すひな段飾り」を開催します
・日時:令和8年3月1日(日曜日) 午前10時から(1時間以内)
・対象:小学6年生以下のお子さんと保護者
・参加費:入館料のみ(高校生以下は無料)
・申込:お電話または申込フォームから
申込受付を開始しましたら、こちらのホームページでお知らせいたします。
施設利用のご案内
- 村山市内小・中学校の授業等で美術館をご利用になる場合は、こちらを事前にご提出ください。
- 過去の展示歴はこちらからご覧ください。
- 収蔵作品一覧はこちらからご覧ください。
新型コロナウイルスの感染防止対策について
施設概要

最上川を眼下に望む高台に位置し、なだらかな丘陵と杉林を背景に、周りの景観に溶け込む小さな美術館です。館内では生涯に渡って最上川を描き続けた洋画家・真下慶治の作品をはじめ、様々な作家の作品を展示しています。
「やまがた景観物語」(外部サイト)のおすすめビューポイントにも選ばれており、田園風景に囲まれた最上川の絶景を見下ろすことができるラウンジは、作品観賞の余韻に浸るのに格好の空間となります。

村山市市制50周年記念事業で「真下慶治記念美術館」として平成16年11月に開館し、大淀をはじめとする最上川の景勝と、それらを描いた真下慶治作品の魅力を紹介する施設として多くの方々に親しまれてきました。
その後、最上川や山形県にゆかりのある作品をより幅広く展示することを目的に、平成28年1月1日より現行の「最上川美術館」に改称し、現在に至ります。
常設展示室
ラウンジ
企画展示室
利用案内
開館時間
午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替え(主に木曜日)、年末年始休業
入館料
大人300円、高校生以下無料(8名以上の団体は大人250円)
※障がい者手帳をお持ちの方は、受付でご提示いただくことで、入館料が半額になります。
その他、割引等につきましては最上川美術館までお問合せください。
お支払方法
現金のみ
アクセス
バス(仙台方面から)
JR仙台駅からJR村山駅まで山形交通48ライナーで約1時間30分
JR村山駅からタクシーで約10分
JR(東京方面から)
JR東京駅から山形新幹線で約3時間
JR村山駅からタクシーで約10分
自動車
- 仙台方面から約1時間30分
仙台市→国道48号→山形県東根市→国道13号→県道303号→美術館
- 福島方面から約2時間
福島市→東北自動車道→福島JCT→東北中央自動車道→村山IC→県道25号→県道303号→美術館
- 秋田方面から約3時間
秋田市→秋田自動車道→横手IC→湯沢横手道路→雄勝こまちIC→国道13号→新庄IC→東北中央自動車道→村山本飯田IC→県道36号→国道347号→県道303号→美術館
最上川美術館・真下慶治記念館のマーカーリスト
美術館に関わる人々
洋画家 真下慶治

1992年 大淀にて
私は描き続けよう......
母なる最上川を
生まれ育った山形県の風土を愛し、母なる川・最上川の景観を描き続けた洋画家・真下慶治。
村山市大淀にアトリエを構え、この地を拠点に三難所の碁点、三ヶ瀬、隼などを精力的に描いてきた真下慶治は、四季折々の最上川の表情をとらえた雄大な作品を数多く残しました。
「岸の柳が芽吹き、やがて梅、桃、桜が次々と花咲き、春を謳歌する。私も何からか開放された思いで、残雪の葉山のもとに咲く対岸の桜桃を好んで描くのである...」
平成5年(1993年)、真下慶治は79年の生涯を閉じましたが、最上川の描写を通して一貫して追求してきた郷土愛と普遍の美は、珠玉の作品の中に今も息づいています。
設計者 高宮眞介

1939年山形県村山市楯岡生まれ。山形東高校を経て、日本大学理工学部建築学科を1962年に卒業。株式会社大林組設計部、クローン・ラスムッセン設計事務所(デンマーク)等に勤務した後、株式会社計画・設計工房を設立し、代表取締役に就任。1996年から2007年にかけ日本大学理工学部建築学科教授。
主な作品に資生堂アートハウス(日本建築学会賞)、金沢市立図書館(石川県建築賞)、福島県北塩原村役場・コミュニティセンター(福島県建築文化賞)、土門拳記念館(東北建築賞)、山形県酒田市国体記念体育館(建築業協会賞)、東京都葛西臨海水族園(公共建築賞)等。
真下慶治記念館アートクラブ会員募集
真下慶治記念館アートクラブ(友の会)会員を募集しています。
アートクラブに入会して、四季折々の美しい最上川の風景を眺めながら芸術的な時間をゆったりとご一緒に過ごしてみませんか。

テラスから葉山を望む
特典
展示やイベントのご案内をお届けします。
最上川美術館の入館料が100円割引になります。
コーヒー、ジュースを無料でご提供いたします。
※詳しくは最上川美術館までお問い合わせください。
会費
一般会員 2,000円
家族会員 3,000円
賛助会員 10,000円
最上川美術館・真下慶治記念館への問い合わせ
最上川美術館・真下慶治記念館
〒995-0054 山形県村山市大字大淀1084番地1
電話:0237(52)3195 ファックス:0237(55)2152
メールアドレス:mogamigawa@city.murayama.lg.jp
外部リンク
美術館で常設展示している真下慶治作品についての解説動画です。
最上川美術館公式チャンネルガイドライン(PDF:320KB)
美術館での展示やイベントの最新情報をご覧いただけます。
真下慶治が制作を行った場所の紹介や生前の写真、真下慶治記念室(松山文化伝承館・酒田市)について紹介しています。
車でアクセスできる山形ならではの美しい景観、ビューポイントを紹介するサイトです。
村山市大高根地域のじゅんさい沼も紹介されています。
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問い合わせ
生涯学習課
電話:0237-55-2111 ファックス:0237-55-2155





