HPVワクチンのキャッチアップ接種
更新日:2024年4月8日
キャッチアップ接種とは
平成25年から令和3年まで、HPVワクチン接種を個別にお勧めする取組を一時的に差し控えていました。この期間に定期接種として公費で接種する機会を逃してしまった方がいるため、あらためて接種の機会を提供するものです。
キャッチアップ接種 | 定期接種(参考) | |
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対象者 | 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれで、HPVワクチンの接種を過去に合計3回受けていない女性(※1) | 小学6年生から高校1年生相当 |
接種期間 | 令和7年3月末まで | 高校1年生相当の年度末まで |
(※1)過去に1回または2回接種していた場合は、合計3回となるよう残りの回数を公費で接種することができます。
キャッチアップ接種についてのパンフレット
【キャッチアップ接種】大切なお知らせ(2024年2月改訂版)(PDF:6,055KB)
HPVワクチンについて
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
2価ワクチン |
4価ワクチン |
9価ワクチン |
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接種回数 | 3回 | 3回 | 3回 |
一般的な接種スケジュール | 2回目:1回目から1か月あけて |
2回目:1回目から2か月あけて |
2回目:1回目から2か月あけて |
※原則として3回同じ種類のワクチンを接種することをおすすめします。
※いずれの種類も1年以内に3回の接種を完了させることが望ましいとされています。
※一般的なスケジュールでの接種が難しい場合、医師にご相談ください。この場合も3回の接種が推奨されています。
子宮頸がんで苦しまないために、今からできることは2つ
子宮頸がんは若い年齢層で発症する割合が高いがんです。HPVワクチンで防げない感染もあります。ワクチン接種と合わせて、20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう。
- HPVワクチン:HPVの感染を防ぎます。
- 子宮頸がん検診:20歳以上の女性は2年に1回受けましょう。
(市では20歳の方を対象に無料で子宮頸がん検診を受けることができるクーポン券を発行しています。)
ワクチン接種のリスク
多くの方に、接種を受けた部分に痛みや腫れ、赤みなどの症状がおこることがあります。
また、極めてまれですが重い症状がおこることがあります。ワクチン接種によって医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残るなどの健康被害がおこった場合は、申請して認定されると法律に基づく救済が受けられます。
接種後に、健康に異常があるとき |
接種を受けた医師・かかりつけ医師、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関(※) |
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不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき | 県健康福祉部健康福祉企画課コロナ収束総合対策室 |
HPVワクチンの含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他の感染症全般についての相談 | 厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 |
予防接種による健康被害救済に関する相談 |
村山市保健課 |
(※)協力医療機関の受診については、接種を受けた医師またはかかりつけの医師にご相談ください。
県外でキャッチアップ接種を受ける場合は
都合により県外の医療機関での接種を希望する場合は、事前に保健課での手続きが必要になります。接種費用については、村山市が定める額を上限に助成します。
詳しくは保健課へお問い合わせください。
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問い合わせ
保健課
電話:0237-55-2111 ファックス:0237-55-2265