高齢者肺炎球菌予防接種

肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの病気を引き起こすことがあります。日常的に生じる肺炎のうち4分の1から3分の1は肺炎球菌が原因と考えられています。予防接種の免疫は、5年以上持続するとされています。

定期接種の対象者

接種日当日に村山市民で65歳の方
対象となり、接種を希望する方に費用の一部を助成します。助成は、生涯1回限りです。

助成の内容

接種期間：65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで
助成金額：4,150円
ワクチンの種類：23価肺炎球菌ワクチン（ニューモバックスNP）

自己負担額について
医療機関の定める額から市の助成額を差引いた額をお支払いください。
北村山地区（村山市、東根市、尾花沢市、大石田町）の医療機関では、自己負担は4,000円です。

生活保護世帯の方
生活保護世帯の方は自己負担はありませんが、事前に保健課へ申請が必要です。

予防接種を受けるには

対象の方には、65歳の誕生日後にお知らせと予診票を送付します。（発送月：4月、8月、12月）
発送月前に接種を希望される方は、保健課までご連絡ください。
事前に医療機関に予約をして、予診票等を持参して予防接種を受けましょう。

これまでにこの予防接種を受けた事がある方へ（再接種について）
再接種を希望する場合は、医師にご相談ください。5年以内の再接種は、注射部位の痛み、赤みなどが強く出ると言われていますので、5年以上の間隔をあけましょう。なお、再接種への費用助成はありません。

接種できる医療機関

県内の希望する医療機関にお問い合わせください。
村山市内の医療機関は、以下のとおりです。

高齢者帯状疱疹予防接種

帯状疱疹（たいじょうほうしん）は、多くの人が子どもの時に感染する水痘（水ぼうそう）のウイルスが原因で起こります。水痘が治った後もウイルスは体内に残り、加齢や過労・糖尿病・がんなどで免疫力が低下すると、再び活性化して帯状疱疹を起こします。
高齢者がかかると重症化しやすく、痛みが長引いたり、顔面神経麻痺などの後遺症が残ったりすることもあります。
予防接種を受けることで、発症予防、重症化や後遺症の予防が期待できます。
令和7年度より、帯状疱疹予防接種は定期接種となりました。
これに伴い、これまでの任意接種への費用助成（新規受付）は終了となります。

令和7年度　定期接種対象者

対象となり、接種を希望する方に費用の一部を助成します。助成は、生涯1回限りです。
1．令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方
2．100歳以上の方
3．接種日に60から64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり日常生活がほとんど不可能な方
※令和7年度から令和11年度までは、その年度に65、70、75、80、85、90、95、100歳になる方と、上記3の方が対象となります。
※令和12年度以降の対象者は、65歳の方となる予定です。

助成の内容

助成を受けられるのは、どちらかのワクチンのみです。

予防接種を受けるには

対象の方には、5月中旬にお知らせと予診票を送付しています。
事前に医療機関に予約をして、予診票等を持参して予防接種を受けましょう。

これまでにこの予防接種を受けた事がある方へ（再接種について）
再接種を希望する場合は、医師にご相談ください。
なお、任意接種の費用助成を受けたことがある方は定期接種の対象外です。

接種できる医療機関

県内の希望する医療機関にお問い合わせください。
村山市内の医療機関は、以下のとおりです。